#27【一口話】神保町散歩③《神保町は中華の街!》

みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。

みなさんは、神保町がかつて“中華街”だったことをご存じでしょうか。

明治・大正の時代、日本の明治維新を学ぼうと多くの中国人留学生が神保町に集まり住んでいました。
なぜ、神保町だったのかというと、神田に多くある私立大学が留学生を受け入れていたことから、
「東亜高等予備学校」(今の神保町愛全公園のあたり)という留学生専門の予備校があったためです。

この予備校には、周恩来が通っていたため、跡地の神保町愛全公園には記念碑があります(現在工事中。2024年12月再設置予定)。

こうして集まった留学生たちのために、雑貨店や洋服店、そして中華料理店などができ、
さくら通りとすずらん通りは、中華街になったのです。

そんな神保町には、今もたくさんの中華料理店があります。
周恩来の日記にも書かれた漢陽楼や、上海蟹が有名な新世界菜館、池波正太郎が愛した揚子江菜館など、
マップを参考に、中華料理店巡りをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

いただきま~す♪

 

☆次回は、4/23(火)更新予定です。
それでは、またお会いしましょう。