#16【一口話】神保町散策②《神保町は本の街!》
みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。

 

みなさんは、神保町が「世界一の本の街」と呼ばれていることをご存じでしょうか。

 

その歴史は、明治時代の初め頃、この町に学校が相次いで開校したことに始まります。
学生が集まることから、新刊書店のみならず古書店が多く集まったため、「本の街」と呼ばれるようになったのです。

 

今でも神保町周辺には、明治大学、日本大学、専修大学、共立女子大学のほか、専門学校も多く残っています。
また、有斐閣や三省堂(※)、岩波書店、集英社、小学館などの出版社も集まっています。

※三省堂本社・本店はビル建て替えのため小川町仮店舗へ移転。2025年完成予定

 

本を作るところから、読者の手に渡り、読み終わった本がまた別の人に渡るところまで、
1つの街に集まっている場所も珍しいのではないでしょうか。

 

神田古書店連盟によると、神保町には130店以上の古書店が軒を連ね、
文学や古典はもとより、科学や芸術、サブカルチャーなど、それぞれの書店に専門分野があります。

お散歩がてらお店を覗いてみるだけでも楽しそうです。

 

 

お散歩しすぎて疲れたワン……

2023年は、10月27日~11月3日に神田古本まつりが開催されます。
秋の夜長のお供に、お気に入りの一冊を探してみてはいかがでしょう。

 

☆次回は、11/14(火)更新予定です。
それでは、また次回お会いしましょう。