#43【一口話】55周年オリジナル・ノートの制作レポート
みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。
今年の10月に55周年を迎えた小学館スクウェアは、現在、
「祝55周年‼ 感謝をこめて 選べるGO GOキャンペーン!」を開催しています。
このキャンペーンで特別ギフトとしてお配りしている、オリジナル・ノートの制作現場にお邪魔してきました!
小学館の関連会社である九段パルスでは、小学館で使われなくなった紙を使用した再生紙事業を行っています。
今回はその九段パルスにご協力いただき、再生紙を使ったノートを制作することになりました。
まずは、表紙の色決めから始まります。
九段パルスにある再生紙を作る機械では、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の3色のインクを配合して色を作ります。
もっともこだわったのが、この表紙の色で、思った色がなかなかできず、何度も配合を微調整していただきました。
再生紙の色は元の紙に残っているインクの量によっても左右されるので、紙の色に多少バラつきはありますが、
それもまた味があっていいですよね。
【再生紙を作る機械:PaperLab A-8000】 |
【表紙サンプル】 |
本文用紙も、たくさんの再生紙の束の中から、時間をかけて仕分けをし、なるべく白に近い色を選び、
正方形のノートは無地に、長方形のノートの方は原稿用紙のデザインで印刷してもらいました。
【本文用紙のサンプル】 |
【製本作業中】 |
次の工程では、手作業で折り目を付けて、専用のホチキスで中綴じの製本をします。
少しでも気が緩むと芯が折れ曲がるため、コツと集中力が必要な作業です。
最後は、小口(本を開いた際に外側にくる部分)を断裁機できれいに整えたら完成です。
20ページのノートが一気に断裁される光景に、周りからは「おお~」という声が聞こえてきました!
【断裁機】 |
完成したノートがこちら。
正方形、長方形のどちらも、表紙は水色と緑色の2種類。
本文は、正方形のノートが無地、長方形の方は水色が15×16マス、黄緑が18×20マスの原稿用紙仕様になっています。
キャンペーンの期間内にお見積もりまでを実施していただいた方、先着55名様にこのノートをプレゼントしています!
自費出版をお考えの方は、この機会にぜひお問い合わせください♪
☆次回は、12/24(火)更新予定です。
それでは、またお会いしましょう。