#32【一口話】アクセシブル・ブックス≪オーディオブック≫
みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。

今回は、以前、#21【一口話】アクセシブル・ブックスってなに?でも
ご紹介した、アクセシブル・ブックスの一つ、オーディオブックについてのお話です。

オーディオブックとは、音声で本を楽しむことができるサービスです。
日本で初めて本が音声化されたのは1980年代。
車での移動が多いアメリカでは、既に車中でラジオや音楽を聴くことに慣れていたため、
市場規模はすぐに拡大していきましたが、
日本でその利便性が認められ、広く利用され始めたのはごく最近です。

それまで、音声化された本の点数は非常に少なかったため、
紙の読書に困難がある方々の選択肢は限られていました。
しかし、スマートフォンの普及や2019年の読書バリアフリー法の施行を機に、
オーディオブックの種類は徐々に増えていき、
今では文芸や新書、ライトノベルや児童書、さらには新聞記事の内容も
聴くことができるそうです。

多種多様な内容のオーディオブックが普及されることは、
障がいの有無や年齢に関わらず、本を愛するみなさんにとって嬉しいことですよね!

☆次回は、7/9(火)更新予定です。それでは、またお会いしましょう。