#30【一口話】梅雨の晴れ間

こんにちは!
小学館スクウェアのエマと、こてつです。

 

もうすぐ梅雨がやってきます。
毎日、じめじめしていて洗濯物が乾かなかったり、髪が広がりやすくなったり………。
梅雨は苦手という方も多いのではないでしょうか。
そんな梅雨の間でも、降り続いた雨が一瞬上がって、気持ちがいいほど晴れわたることがありますよね。

 

この梅雨の晴れ間のことを「五月晴れ(さつきばれ)」や「梅雨晴れ(つゆばれ)」と言います。
「梅雨晴れ」はそのままの意味なので分かりやすいですが、
「五月晴れ」はなぜ一般的に梅雨入りする六月ではなく、〝五月″と言うのでしょうか。

 

そこで、「五月晴れ」について詳しく調べてみると、梅雨が旧暦の五月に当たることから生まれた言葉だそうです。
だから梅雨の時期の雨を表す「五月雨(さみだれ)」も、〝五月″なのですね。

もっとも、「五月晴れ」は最近、本来の意味ではなく、新暦の五月のさわやかに晴れわたった天気をさすこともあるそうですよ!

☆次回は、6/11(火)更新予定です。

それでは、またお会いしましょう。