#28【本の仕組み】上製と並製ってなに?
みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。
これまで【本の仕組み】では、表紙や判型について解説してきましたが、
今回は、上製と並製の違いについてお話したいと思います。
●上製本=ハードカバー
表紙に、本文の用紙より一回り大きな厚い紙を使った本のこと。
例)図鑑や記念誌、写真集、絵本など
●並製本=ソフトカバー
表紙に、柔軟性のある用紙を使い、本文と一体化した本のこと。
例)文庫本や雑誌、カタログなど
上製本は、高級感があり、耐久性が高いので、記念本や長く読んでもらいたいような本に向いています。
ただ、製造工程が多く、日数もかかるので、その分費用が多くかかります。
並製本は、上製本より軽くて持ち運びがしやすく、費用を抑えられるというメリットがあります。
作りたい本の目的にあわせて選んでみてもいいですね。
☆次回は、5/14(火)更新予定です。
それでは、また次回お会いしましょう。