#18【本の仕組み】本の大きさ<判型>について

みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。

今回は、印刷物の大きさ<判型>について解説したいと思います。
これから本を作ろうと考えている方も参考にしてみてください。

 

●A4判 (210㎜×297㎜)
主な用途:ファッション雑誌、画集、写真集、絵本など
特  徴:1ページあたりに掲載できる情報量が多く写真なども多用できるため、見やすい。
また、写真や絵を大きくみせることができるため、ビジュアル中心の書籍に向いている。

●B5判(182㎜×257㎜)
主な用途:マンガ雑誌、写真集、絵本、社史など
特  徴:A4判と同様、写真や絵を大きく掲載できるが、A4よりコンパクトな分、持ち運びしやすい。

●A5判 (148㎜×210㎜)
主な用途:文芸雑誌、辞書、実用書、随筆、論文、小説など
特  徴:図版入りの解説が必要な実用書や注記を付すような論文、写真の多いエッセイ本などにも向いている。

●四六判(130mm×188mm)
主な用途:小説、随筆、詩歌集など
特  徴:文字を中心とした文芸書などに多い。
※四六判の大きさは弊社の規定サイズです。出版社によって若干サイズが異なります。

 

 

 

ふだん何気なく手にしている本も、実は見やすさや読みやすさなどを考えて判型が決められているのです。
本の大きさによっても印象が変わってきますね。
そのほか、上製や並製といった本の体裁による違いもあるので、詳しく知りたい方は本づくりの用語を参照してみてください。

 

☆次回は、12/12(火)更新予定です。
それでは、また次回お会いしましょう。