#17【紹介】『大空に乾杯』

みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。

今回は、10月に発売された『大空に乾杯』についてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

本書は、オーストラリアでの駐在をきっかけにパイロットラインセンスを取得しスカイ・ライフを満喫した著者、
長谷川淳一氏の半生を綴ったエッセイです。

自動車メーカーのエンジニアだった著者は自家用車では飽き足らず、ラリーカーやヨットにも乗る大の乗り物好き。
その著者が、ニュージーランドで遊覧飛行を体験したことをきっかけに、夢だったパイロット・ライセンスを取得し、
さらには“パイパー・チェロキー”という小型飛行機まで購入します。

オーストラリアでは、日本に比べてライセンスの取得費用が安かったり、
“プライベート・エアストリップ”と呼ばれる小型機しか離着できない、滑走路だけの小さな飛行場も多数あったりと、
個人でも気軽に空を飛ぶことができる土壌が整っているそうです。

また、このプライベート・エアストリップ、無人の場合は空き缶に利用料金を支払うところもあるなど、
オーストラリアのおおらかな空気が、本文から伝わってきます。

こうして、“マイ飛行機”を手に入れた著者は、週末の日帰り旅行だけではなく、タスマニア島へ渡ったり、
オーストラリア大陸の1/4周を2週間で巡ったり、ワイナリーまでワインを買いに行ったり、
ヨットレースを上空から応援したりと、3年間の駐在期間、家族や友人たちと空を楽しみました。

そこには、雄大なオーストラリアの大地、ダイナミックなニュージーランドの自然とともに、
サラリーマンだからこそ実現したスカイ・ライフが描かれています。

日本に戻る際に、なぜ愛機を手放すことになったのか……
気になる方はぜひ読んでみてください。

ボクもパイロットになるぞ~♪  

 

安全なフライトでよろしく!

 

☆次回は、11/28(火)更新予定です。
それでは、また次回お会いしましょう。