#15【紹介】『わんすけ先生、消防団員になる。』
みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。
今回は、10月に発売された『わんすけ先生、消防団員になる。』についてご紹介したいと思います。
この本は、法政大学名誉教授の小川孔輔氏が、小石川一輔のペンネームで出版した処女小説です。
「わんすけ先生」と呼ばれる主人公が、東京の下町を舞台に、縦横無尽に活躍します。
経営学者として数々の著作物を世に送り出してきた小川氏が、満を持して小説家になるという夢を叶えた本書。
実は、内容以外にも著者のこだわりが隠れています。
白を基調とした上品なカバーデザインには、著者のイメージカラーの「紫」が使われています。
この紫は、小口塗(こぐちぬり)といって、本の断面にも塗られています。
細部までこだわっているワン! |
さらに、デボス加工によって、文字やイラストの部分だけが、実は凹んでいるのです。
見えるかな? |
手にした瞬間、目にした瞬間から、何度もカバーに触れたり、いろんな角度で見たりしたくなるような造りになっています。
デザインを手がけたのは、ナノナノグラフィックスのおおうちおさむ氏と山田彩純氏。
既に小川氏とは何度かタッグを組み、珍しい加工を施した「唯一無二」の本となっています。
ぜひ、実際に手に取ってこれらの加工をご覧ください。書店で探してみてくださいね!!
☆次回は、10/24(火)更新予定です。
それでは、また次回お会いしましょう。