#75【本の仕組み】検印と検印紙
みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。

みなさんは、昔の本の奥付には「検印」や「検印紙」というものが付いていたのをご存じですか?
今では見かけなくなりましたが、著者や出版社にとっては、とても大切な役割を持っていました。

検印とは、著者が本の奥付に押す印のことで、出版社が発行した部数を確認するためのものでした。
また、検印紙とは、発行された本1冊ごとに貼られている切手のような紙片で、その上に著者が検印を押すこともありました。

この仕組みは、著者が発行部数を確認するためだけのものではなく、印税を計算する基準にもなっていたそうです。

検印の制度は、主に明治時代から1960年頃まで義務付けられていたのですが、
今では、発行部数や売上をデータで管理することができるため、使われることはなくなりました。
古本屋で探してみると、検印や検印紙のある本を見つけることができて面白いかもしれませんね♪

☆次回は、4/28(火)更新予定です。
では、またお会いしましょう。


関連するつぶやき

#73【本の仕組み】束見本とは?
#68【本の仕組み】打ち合わせ風景をのぞく
#65【本の仕組み】<加工>小口塗とは?
#62【本の仕組み】出版物のバーコードはなぜ2つ?