#70【紹介】『続 泥舟先生 北越漫遊の旅』
みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。
本日は、『続 泥舟先生 北越漫遊の旅』をご紹介いたします。

著者である喜多村園子氏は、新潟の志士で実業家である小林二郎の生涯を調査・研究した『良寛を今に伝えた 小林二郎伝 一幕臣の足跡』を2018年に刊行しました。
小林二郎は、幕末三舟である山岡鉄舟、高橋泥舟の門人(弟子)であり、明治に入り新潟に戻ったあとは印刷会社を経営し、高僧・良寛の歌集、詩集を編集・出版した人物です。
第1作である『小林二郎伝』の発売後、喜多村氏の歴史に対する真摯な姿勢と温かな人柄が、多くの人々の心を動かしさらなる貴重な史料の発見につながり、第2作『続 小林二郎伝』を制作されました。
そして、この小林二郎が高橋泥舟を新潟に招待したことを知り、その足跡をたどった『泥舟先生 北越漫遊の旅』を、第3作として制作されました。
この第3作後も、新潟県内から泥舟の足跡についての新たな資料が発見され、今回、新潟県燕市の勝敬寺に残っていた当時の住職と泥舟との書簡の解読を中心にまとめたのが、第4作である本作『続 泥舟先生 北越漫遊の旅』です。
この手紙からも、明治に入り市井の人となった後の泥舟が、揮毫(きごう)だけで隠遁生活を送っていたのではなく、演説や旧幕臣の子弟の養育、仏教界の援助などを行っていたことがわかり、新たな泥舟像が浮かび上がってきます。
著者の熱い思いから生まれた、調査研究の集大成です!
※なお、上記でご紹介した4作はすべて現在書店での販売は行っておりません。

☆次回は、2/10(火)更新予定です。
では、またお会いしましょう。
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