#40【一口話】酉の市とは?
みなさん、こんにちは。
小学館スクウェアのエマと、こてつです。
ようやく夏の厳しい暑さも和らぎ、少しずつ過ごしやすい季節となりましたね。
みなさんは、江戸時代から続く代表的な年中行事、酉の市(とりのいち)をご存じですか?
11月の酉の日(十二支)に浅草の酉の寺(長國寺)をはじめ、各地の鷲(大鳥/おおとり)神社で行われる、開運招福・商売繁盛を願うお祭りです。
最初の酉の日を「一の酉」と言い、12日後に2回目の「二の酉」、年によっては3回目の「三の酉」が開催されます。
ただ、「三の酉」まである年は、火事が多いとされています。
この理由は諸説あるようですが、この時期から寒くなり空気が乾燥するため、火の用心を呼びかけたからと言われているようです。
お祭りでは、熊手やお多福面、宝船などの縁起物が売られているそうで、安く買うほど縁起がよいとされているのだとか。
みなさんもお近くの酉の市を訪れてみてはいかがでしょうか。
お出かけの際、くれぐれも火の元にはご注意くださいね!
☆次回は、11/5(火)更新予定です。
それでは、またお会いしましょう。