STAFF Q&A


 

「小学館スタジオでの仕事」「小学館スタジオと他のスタジオで違うところ」などを入社1年目、2年目のスタジオスタッフに聞きました。興味を持ってくれた方は【会社説明会】【募集要項】のページもぜひご覧ください!

1年目 谷川将啓 | 2年目 永井美里


谷川将啓(たにがわ まさたか)

 

神奈川県横浜市瀬谷区出身。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業後、20184月に入社。

 

趣味はサッカーとキャンプ。小学校時代には浦和レッズのMF汰木 康也選手とプレイした本格派で、現在は社会人フットサルチームへの入部希望。

Q.入社してから1年ほど経ちますが、振り返ってみて仕事はどうでしたか?

A.入社してから3ヵ月ほど、スタジオでの仕事に慣れるまで大変でした。元々体育会系なので体力に自信がありましたが、思っていたよりも最初はハードです。入社してから最初の2週間でスタジオ設備やセットの組み方を覚えるのですが、朝から晩まで覚えることだらけでした。

 

その後、2週間ほどはセットがきちんと組めるか先輩に見てもらう期間に入り、入社してから約1か月で実際の撮影に入ることになるのですが、これもまた大変で

 

Q.撮影に入るようになってから大変だったことは何ですか?

A.美容誌『美的』では誌面に掲載される化粧品の物撮りをすることが多いのですが、細かい作業に慣れていなかったので、化粧品をうまく扱えるようになるまでに時間がかかりました。女性は化粧品に触れる機会が多いと思うのですが、男性スタジオスタッフは最初、戸惑うこともあるかもしれないです。

 

あと、小学館は「小学館」という名前なだけあって『めばえ』『幼稚園』『小学1年生』など、他社に比べて幼児誌や児童誌の撮影が多いです。子供のモデルさんとコミュニケーションを取って撮影を進めるのも、最初はペースを掴むまでに時間がかかりました。

 

▲児童誌の撮影風景

 

また、幼児誌や児童誌は、写真を元気で活発なトーンに仕上げることが多いです。そのため、使用するライトの数が多く、そのセッティングも複雑な場合が多いです。反対に週刊誌『週刊ポスト』のヌード撮影や『CanCam』『Oggi』などといった女性誌でのモデル撮影は、ライトがシンプルなことも多々あります。モデルさんをかっこいいイメージで撮影するために、ライトが1灯だけだったり。

 

Q.最初は大変だったと思いますが、今はどうですか?

A.「子供のモデルさんとのコミュニケーションは任せてください!」と言えるようになりました。時事ネタ、ポケモン、ドラえもん、ゲーム関連の話題など。話せることはたくさんあります!

 

あと、仕事を1年して気付いたのですが、僕らスタジオスタッフが頑張れば撮影のクオリティーが上がるんです。迅速に、的確にスタジオワークをこなすことで、カメラマンさんが1枚の写真を仕上げる時間が短くなります。人物の撮影だったらモデルさんを待たせなくて済むし、編集さんやライターさんの仕事も速く進みます。入社当時は見えなかったことがだんだん分かってきて、仕事が楽しいです。

 

Q.ところで、休みの日は何をしていますか?

A.夏休み、冬休みが各10日程度ずつ取れるので、海外旅行に行く人も多いです。今年度だけでもカナダ、メキシコ、ベトナム、香港とか。僕は横浜の実家に帰ってぶらぶらしていました。

 

あと、月12回程度の休日出勤はありますが、それ以外の週は土日続けて休めます。アウトドア系情報誌『BE-PAL』の影響もあってか写真事業部のみんなはキャンプ好きが多く、土日2日間で泊りがけのキャンプをすることも。先輩は仕事では厳しいけど、仕事を離れると一緒に遊べるフレンドリーな方たちです。

 

Q.将来はカメラマンに?

A.契約期間があと2年あるので、急がずじっくり考えています。直アシ(カメラスタッフの専属アシスタント)やフリーのカメラマンとしての独立も選択肢にありますが、大学院に行って印刷に関連する専門的な勉強をしたいとも考えています。

 

卒業した先輩の進路としては、直アシ、カメラマンが多いかなと。それ以外にも、印刷系の会社で働いたり、写真館のカメラマンになったり、写真を扱うギャラリーで働いたり。みんな「写真」に関わる仕事を選んでいます。

 


 

永井美里(ながい みさと)

 

神奈川県横浜市出身。東海大学文学部卒業後、東京ビジュアルアーツを経て20173月に入社。

 

趣味は、舞台やミュージカルなどの観賞、ヨーロッパを中心とした海外旅行、スタジオやロケでのコスプレ撮影など。

 

Q.「スタジオスタッフ」は何をする仕事なんですか?

A.よく「カメラマンとして写真を撮っているの?」と聞かれることもありますが、そうではありません。原則として、小学館が所有する4か所8面のスタジオでの撮影補助、機材管理、設備管理などが主な仕事です。

 

他のスタジオと大きく異なるのは、関わる媒体は小学館が発刊している雑誌、書籍、ウェブサイトに関する撮影だという点です。例えば『CanCam』『Oggi』といった女性誌から『少年サンデー』『ちゃお』といったコミック誌、情報誌『DIME』『BE-PAL』や週刊誌『週刊ポスト』『女性セブン』など。『小学1年生』『幼稚園』といった児童誌、幼児誌の撮影も多いです。子供からご高齢の方まで、幅広い年齢層をターゲットにした媒体の撮影があるスタジオです。

 

 

 

Q.「撮影補助」って具体的にどんなことをするんですか?

A.スタジオで社内外のカメラマンさんに指定されたセットを組んだり、撮影のイメージに合ったセットを提案したり、カメラマンさんの撮影中のお手伝いをしたりします。また、スタジオにいらっしゃる編集さんやライターさんが気持ちよく過ごせるよう配慮することも大切な仕事のひとつです。

 

①ライティングの下準備(撮影対象が「人物」なのか「物」でセットが違います)

②撮影に使用すると考えられる備品を、カメラマンさんに指示していただく前に用意(例えば、レフ版、物撮りで使用する際の工具箱、待ち時間用の雑誌など)

③カメラマンさん、編集さん、ライターさんがスタジオで動きやすいよう、スタジオ内の動線を整理

④カメラマンさんの指示に従ってカットごとにライティングの調整

⑤モデルさんの立ち位置や撮影物の設置場所の調整

⑥撮影終了後の清掃、機材管理やメンテナンス

▲撮影中に行う仕事の例

 

大規模な撮影は基本的に先輩と後輩の2人体制で協力して回します。私は入社して2年経った先輩の立場で仕事をするので、後輩に指示を出すことも増えました。

 

Q.この仕事をするなかで、どうモチベーションを保っていますか?

A.先日、ファッション誌の複雑な撮影が予定時間よりかなり早く終了したんです。その際に、モデルさんと芸能プロダクションのマネージャーさんから「効率よく撮影が終わって良かったです。次の撮影に早く向かえるので助かりました。本当にありがとうございます!」と感謝の言葉を頂きました。移動も含め、次の撮影がかなりタイトなスケジュールだったみたいで。こういうお言葉を頂くと、スタジオスタッフの仕事をしていて良かったと思います!

 

Q.ところで、将来はカメラマンに?

A.写真事業部の契約は、基本的に3年間です。進路はおおよそ3つに分かれますが、一番多いのはカメラマンさんの専属アシスタントになるケースで、次は独立してプロになるパターンです。それ以外は印刷会社や写真・映像関連プロダクションに進む選択肢です。なかには海外で語学留学をしたり、海外の専門学校に留学したりした先輩もいます。

 

私は人物撮影を志望しているのですが、写真事業部を卒業したらフリーのカメラマンとして独立する予定です。

 

Q.フリーのカメラマンとして独立するのは大変ではないですか?

A.不安もありますが、頑張ります!

 

入社してからの2年弱で、編集さん、カメラマンさん、ライターさん、スタイリストさん、ヘアメイクさん、芸能プロダクションの方々などと人脈は作りやすい環境にいると思いました。せっかく小学館にいるのだから、自分の引き出しを広げていける絶好の機会だと思って頑張ります!