Ryoga Mori「仕事と作品制作、どちらも充実し両立できる職場だと感じています。」

<プロフィール>

Ryoga Mori/2024年4月入社

茨城県出身。東京工芸大学芸術学部写真学科卒。

音楽や筋トレなどの趣味に時間を取られながらも、細々と英語を勉強中。

―写真との出会いを教えて下さい

カメラに最初に触れたのは小学校の運動会で、本格的に触れたのは大学入学後の2回目の授業でした。それまではほとんど経験がなく、東京工芸大学写真学科に進学した理由も、実は「勉強をしたくなくて、たまたま写真学科が空いていたから」なんです。最初は「シャッターを押すだけでしょ」と考えていました。写真が面白いと感じるようになったのは、2回目の授業で行われた「模写」の授業からです。有名作品を光や構図まで忠実に再現する中で「自分の目を超えた、美しさで画像が出来上がる」ことに面白さを感じ、そこから真剣に作品制作に取り組むようになりました。

―小学館スクウェアを選んだ動機と、スタジオ業務について教えて下さい

小学館スクウェアへの入社を決めたのは「作品制作を続けたいという意向を考慮し、活動時間を確保できる働き方を考えてくれる」と知人から聞いたからです。
自分の制作活動が前提にあり、その上で就職する選択肢として小学館スクウェアが最善だったんです。
実際に入社後も、休日に加え、帰宅後も作品制作の時間を確保できています。
仕事とプライベートのメリハリをつけながら働けていると感じています。
作品を置くためにやや大きな部屋を借りています。
スタジオの仕事では、大規模な撮影や、セオリー通りではない難しい被写体(例えば映り込みが激しい立体的なもの、水槽を吊るした撮影など)を扱う際に工夫が必要で、安全面への配慮とスピード感を維持することに難しさを感じることがあります。特に、テスト撮影の機会が少ない雑誌の現場では、臨機応変な対応と工夫が求められます。

小学館スクウェアでの3年契約については「ちょうどいい」と感じています。
1年目で仕事のやり方や生活リズムを把握し、2年目でスタジオワークから学びを吸収し、3年目で自身の進路を固めるという、明確な期間設定が自己成長に役立つと考えています。

―moriくんのある日のルーティンは・・・

9:00               出社

9:00~9:30    スタジオの開け作業、備品管理

10:00~12:00 午前のスタジオワーク

12:00~13:00 ランチ休憩

13:00~17:00 午後のスタジオワーク、スタジオ撤収、清掃

17:00               事務所に戻り、必要な事務作業

17:30               退社★

その他スタジオ内機材の点検、補修など

―写真以外の趣味と、将来の展望をぜひ教えて下さい

 写真以外の趣味としては、筋トレ、ファッション、音楽(DJ)です。筋トレはジムやボルダリングで、ファッションは昔から好きで休日によく服を見に行きます。DJは大学卒業前から友人と機材を揃え、音楽スタジオや深夜の海辺で楽しんでいます。将来は、作品制作を続けていくことを軸に考えており、海外留学も視野に入れています。

 僕の作品は「スクラッチ・アンド・ペースト」という行為を軸に成り立っています。写真をはじめとした、アクリルやステンレスなど様々なものを削って貼り付ける際の「傷」や、それを繰り返す「儀式」を見せるという作り方によって、薬剤や素材で遊びながら、自身の視線を反映させた作品を制作しています。デジタルとアナログのプロセスを融合させ「二度と同じものは作れない」ような独自の表現を追求しています。

―入社を考えている皆さんへのメッセージをぜひ教えて下さい

 スクウェアでの仕事と日々の生活は「学びとプライベート、仕事と自分の活動を高い次元で充実させて、全て両立出来る」と思います。自分のやりたいことがある人や見つけたい人に、ぜひ来てもらいたいと思います。